今までの教育は答えを大事にしてきました。それはアジア、とりわけ日本では、学問の性質が答えを暗記することにあったです。しかし、AI(人工知能)まで登場しているAI時代において、暗記として捉える学問と教育が見直されるようになってきています。
原点に立ち返りますと、学問の本質は質問を学ぶことにあります。
1.詰め込み型の暗記教育
人生を振り返ると、詰込み型の教育の影響を大きく受けましたし、日本という枠組みでも同様のことが言えるかと思います。しかし、詰め込むことで人生に役に立つ場面はほとんどないことを思い知らされます。
三平方の定理は恋愛に使えません。
微積分は親子関係を親密にしません。
覚えただけでは人生に役に立ちません。
2.立ち止まった時、質問が浮かぶ
詰込み型では中々うまく人生を運べませんが、仮に答えの通りに実践行動したとしても、やはりうまく行かないことはざらにあります。
うまくいかないとき、
うまくいかそうとします。
その時また、答えに頼りますが、実際は答えを実践しても、やはりまたうまくいかないことが多くありませんか?
ある程度、うまくいかないことを繰り返し続けたとき、やがて質問がうまれてきます。そして、その質問に向き合う最中は苦しかったり悩むことも多いですが、そのことを丸ごと含めて、質問を乗り越えたときというのは、次元が違った世界で見えることがないですか?
質問によって得た答えは、答え以上の答えと言いますか、非常に意味深くて価値が高いものとして人生に付加されます。
人生に意味価値が増します。
3.質問と共にある人生
答えと共に生きる人生よりも学びが深いのは、質問と共に生きる人生です。偉大な発見や発明をした人たちは、そのような傾向があるように思います。
質問と共にある人生。
発見や発明をもたらします。
AIが登場している今の時代ですから、答えを覚え、答えを探すよりも、質問を探し、質問と共に生きることが大事な時になっています。
学問や教育も同じです。
真の学問は、質問を学ぶこと。
如何でしょうか?
あなたは、シブい質問と出会っていますか?シブい質問と共に生きていますか?
読んで頂いて有り難うございます。
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