農業する人間

農業社会。一体どうして農業社会?

今、社会はどんな状態でしょうか?AIが到来しAIが社会の中心を担うAI時代に一体、人間はどのように生きるべきなのでしょうか?AI時代を理解するために、歴史文明の推移を見ることが大変に参考になります。本日は、農業社会に着目する記事です。

テーマは「農業社会。一体どうして農業社会?」です。

1.狩猟採集の時代から

食べるために木の実を取ったり、獲物を狩る時代が長くありました。その時代は田畑を耕す時期や収穫の時期のような概念はなかったでしょう。

年がら年中、狩猟採集ですね。
春夏秋冬が安定しているときの話。

ところが長い地球生命史には、人間生命の想像を絶するような環境が用意されてきました。幾つかの学説では、生命にとって厳しい環境のたびに、地球生命は進化を遂げてきたと言っています。

氷河期もその一つ。
人類も氷河期を経験します。

地球上で起こる氷河期は、狩猟採集時代のライフスタイルにとっては生き残るのに厳しい環境だったのでしょう。

何せ、冬とは次元が違う環境です。

2.動植物と違って人間は

思惟。

日常生活では耳慣れない言葉であり概念。人間は動植物と違って思惟します。統制不可能な考えとは対照的に、自ら律し、自ら質問を放ち、正しい方向性に向けて、質問と答えを繰り返していく中で発見に到達する深みのある思考のことです。

全ての動植物は条件反射としての反応まではできるので、変化する地球環境にある程度の環境適応をするかも知れませんが、人間ほどの環境適応ができないことに加えて、環境創造ができない理由もまさしくここにあります。

人間は思惟することができる。
そして発見に至ります。

3.パラダイムを転換させた大発見

狩猟採集時代のライフスタイル。
農業時代のライフスタイル。

これらは全く違うでしょう。

24時間がまるで違うでしょう。
衣食住がまるで違うでしょう。
関心ごとが違うでしょう。

ありとあらゆるものが変化したのは、その土台が変わったからであり、土台のことをパラダイムと言います。土台であるパラダイムが変わったことで土台の上にあるもの全てが変化します。

狩猟採集時代のパラダイムがありました。
同様に、農業時代にもパラダイムがある。

そのパラダイムを移動させたものが、思惟の結果による大発見です。その発見によって、氷河期を代表とする劇的な地球環境の変化による生存活動の危機限界を乗り越えるのですから、時間をかけても人類はそれを受け入れるでしょう。

実際に、人類は受け入れました。

それが、ホモサピエンス。20種類ほどいたとされる人類仲間で唯一、現代に生き残る種です。今、78億人ほどいるホモサピエンスは、皆んな同じ人間。

大発見を人間生活に取り入れることによって人間のライフスタイルは大きく変化していきます。劇的な地球環境変化に対応するばかりか、地球環境そのものを変化させていく一つの大きな土台を手にします。

4.農業革命と共に社会に浸透

農業時代のライフスタイル。

そこに向かって重要な大発見がなされてからは、その発見を人間生活に取り入れるたびに24時間の生き方は農業時代らしくなっていきます。

そこに大きく貢献するのが農業革命。
大発見と共に発明がなされて加速します。

農業革命によって、それまでとは比較にならない大勢の人がパラダイム転換に触れます。そのことで、ライフスタイルの中心と周辺が狩猟採集時代のそれと入れ替わり急速にライフスタイルが変化します。

ずっとずっと狩猟採集だけを続けていた時代から、農業を取り入れ農業を中心とした生活に変わります。社会の在り様も、狩猟採集時代の社会から、農業時代の社会へと変わります。

ライフスタイルの変化。
社会の変化。

これらは革命と共に起こり、農業革命と共に農業社会は着実に、そして急速に築かれていきます。

5.在り得なかった現実を手に

狩猟採集時代の人類が出会う農業社会。
それは如何なるものでしょうか?

木の実を取り、獲物を狩る。

そんな存在からしたら、田畑を耕し、種を植え、家を作り、同じ場所に固定して住むことは滑稽な姿に映るでしょう。今日の食べ物を得る努力をしないホモサピエンスを馬鹿にするかも知れません。

ところが、氷河期のように劇的な地球環境変化が起こるときには絶滅の危機に瀕するのは、狩猟採集のライフスタイルであり、狩猟採集のパラダイムの方です。地球自然の脅威や動物の猛威に対して、不安ゼロ、恐怖ゼロの領域を創り上げることは在り得ないことでしょうし、今いる大陸のどこに自分がいるのかという現在地を分かることも不可能でしょう。

在り得なかった現実。
それを具現化しました。

意識空間がもし目に見えるのでしたら、一体どのくらい大きなショックがそこに起きていたのでしょう。空間自体を切り裂いてしまうほどの衝撃的な雷が落ちるようなショックで例えられるかも知れません。

狩猟採集のパラダイム。
その延長では不可能で在り得ない現実。
それを在り得る様にさせました。

どれほどの大ショックでしょうか?

大発見を起点として起こる農業革命。

6.AI時代らしいライフスタイルとは?

AI時代にはAI時代らしいライフスタイル。
全く新しい社会が築かれていきますね。

農業革命が起点となって農業社会としてライフスタイルが浸透していったように、また新たな革命が起きて新しい社会としてライフスタイルへと浸透していく時です。

あなたはもう、発見しましたか?

新しい革命との出会い。
ライフスタイルを変える近道です。

ぜひ発見してみてください。
令和日本ではもう、その道が切り開かれています。

読んで下さってありがとうございます。宜しかったら別の記事もお読みください。


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